塩川酒造㈱
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3月13・14日(土・日),県内の蔵元が一堂に集まり,自慢の美酒を味わえる「にいがた酒の陣2010」が
中央区の朱鷺メッセで開催されました。
このイベントは,県酒造組合が主催し,本県特産の日本酒や食文化を発信するために始まり,ことしで7回目を迎えました。 会場には県内の91の蔵元が出展し,蔵元直送の500種類を超える日本酒が揃いました。
当日は,県内外から多くの日本酒ファンが会場に集まりました。
会場は,どこを見ても人,人,人です!
ことしは,昨年(約78,000人)を上回る87,000人の来場者があり,過去7回の開催で最高となりました。
西区の高野酒造,塩川酒造も出展し,両ブースにも多くのファンが足を止め,銘酒を楽しんでいました。
まずは,一杯いただいてから
真剣に蔵人からの説明を聞いています。
日本酒で造った梅酒も人気でした。
それでは,一本買っていこうか。お買い上げ,ありがとうございます。
今回は,多くの外国人の方も会場に見えられていました。
日本酒は,世界共通の飲み物となりましたね!
県内外の多くの"飲んべぇ"が駆け付け,各蔵元の酒のはしご酒をして,心ゆくまで満喫した二日間でした(^_-)-☆
大学生によるお酒造り。前回は麹造りを紹介しましたが,
今後の作業内容について簡単に説明したいと思います。
瓶詰め→打栓→ラベル張り→箱詰め→出荷
となります。ことしの出荷本数は1,000本。
2009年12月16日、瓶詰めを行いました。作業に参加した学生は、大学院生2人と少し寂しかったですが、大いに頑張っていました(^_-)-☆
◆瓶詰め
それでは「瓶詰め」の様子をご紹介。
まず、タンクより原酒を抽出します。
原酒の第一印象は「エッ!これが日本酒?」と思ってしまうほど、すごくフルーティな香りが周辺に漂います。肝心な味の方は、残念ながら仕事中のため試飲はご法度。残念!!
この空瓶にお酒を詰めていきます。

1本ずつ手作業で詰めていきます。きっちりと720mlに合わせます。
この作業を1,000回。誤って多く入れたり、少なかったりした場合はスポイトを使って調整します。
◆打栓
スクリューキャップをはめます。
2009年12月22日には,「ラベル張り」と「箱詰め」を行いました。これでいよいよ完成。その後,出荷となり、学生達の酒造りがいよいよフィナーレを迎えます。
今回の参加者は7名。一気にラストスパートです!!
◆ラベル張り
まずはラベル張り。本数は1,000本!さぁ,皆で頑張りましょう。青く透き通った瓶がラベル張りを待っています。これから1本1本「新雪物語」ラベルの表と裏を手作業で張っていきます。
新雪物語ラベル(表) 新雪物語ラベル(裏)
始めは談笑しながら作業を進めていた学生達も、次第に集中し、口数が少なくなり,
「外の気温より寒いのでは?」と思ってしまう程の冷えた蔵内で黙々と作業を続けます。
簡単な作業のようですが、位置を決めてぴったりとラベルを張るのは意外と難しいとのこと。
瓶との間に空気が入り、しわが寄ってしまわないよう注意しながらの作業です。
こちらにも緊張感が伝わってきます。
そして、
じゃじゃーん!遂に完成です!あとは箱詰めして出荷です。
◆箱詰め
まずは箱作りから。 20本入りの箱。これを50箱作成します。
◆出荷
箱詰めが完了したら出荷となります。
◆別の場所ではこんな作業もしていました!
学生の酒造りと同時進行で「蒸米」も行われていました。
精米後の白米を蒸米している状況です。もくもくと激しく水蒸気が舞い上がります。
その後、蒸米を吊り上げ、別の容器に移し替えます。

よく撹拌して寝かせます。

「もろみ」を搾る工程を見学。大きなタンクの中に仕込んであったもろみが発酵しているのを確認すると、表面からはふつふつと小さな泡が静かに出ていました。
タンクの栓を開け、ポンプを用いて、もろみを搾り機にかけます。
原酒が搾り出された後,酒粕が残ります。
酒粕の味見もさせていただきました。
搾ったばかりの酒粕(白色)はまるで餃子の皮のようで味がなく、食感もいまひとつでしたが、
発酵させた酒粕(茶色)は口当たりも良く、うま味が凝縮されたような印象でした。
搾ったばかりの酒粕(白色) 発酵された酒粕(茶色)
学生が自分たちで育てた酒米で自分たちの日本酒を造る。学生たちは本当に貴重な経験を積んだことでしょう。
取材者も学生と一緒に日本酒の工程を学ぶことができ、「いつも何気なく食している全ての製品がこのような手間を掛け、製造されているのだな」と改めて気づかせてもらいました。
皆さんも学生たちが心をこめて製造した「新雪物語」をぜひお試しください。
きっと学生たちの思いが伝わってくると思います(^_^)v
「新雪物語」の詳細はこちらからリンクできますのでどうぞ!
(http://www.agr.niigata-u.ac.jp/fc/shinsestumonogatari.html)
内野町にある塩川酒造㈱(http://www.shiokawa.biz/)に、新潟大学農学部フィールド科学教育
研究センター(http://www.agr.niigata-u.ac.jp/fc/) が関わっていると聞き、昨年11月に訪ねました\(^o^)/
塩川酒造㈱は、県内においても小規模の蔵元ですが、日本酒古来の文化を守りつつ品質の向上
と管理に尽力し、今後とも大量生産せず、より良い酒造りを志向することを経営理念としています。
大正初期創業の伝統ある蔵元の酒造りと学生達とのコラボレーション。
いったいどんな感じになるのでしょう?
蔵内で杜氏の塩川さんから丁寧な説明を受ける6人の学生。
初めて聞く事も多かったらしく、「へぇ~」との驚きの声や「そうだったのか~」との納得した声が
一斉にあがりました。という取材者もほとんど酒造りの知識を持ち合わせておらず、
学生同様にうなずくだけでありました(^_^.)
すでに新潟大学農学部では平成18年から塩川酒造㈱と協力し、
「新雪物語」の名で日本酒を醸造、販売しています。
「新雪物語」の詳細はこちらからリンクできますのでどうぞ!
↓ ↓ ↓ ↓
(http://www.agr.niigata-u.ac.jp/fc/shinsestumonogatari.html)
今回は「新雪物語」と同様に、学生達が丹精こめて育てた酒米を使った麹造りの模様を
お伝えします。
日本酒は、酒米を精米し、白米にした後、洗米、浸漬、蒸しの工程を経て、その一部を麹にします。
麹は、米のでんぷんを糖化する役割を果たし、同時に、その糖を酵母の力でアルコール発酵させた
ものが日本酒になります。
これは精米歩合60%の酒米です。
粒が丸くて、まるで小さな真珠のようです。
新潟大学から酒米として卸しているのは、塩川酒造だけとのこと。
この米を蒸したものを、麹米として使います。米粒の中心部のでんぷんを効率よく利用する先人の
知恵です。すごいですね!!
事前に学生たちが麹菌を振った麹米が、高い温度と一定の湿度を保って、木製の台の上で
厚い布に包まれています。
作業に入る前に、腕時計は外し、手を消毒します。手にばんそうこうを張っていた学生は除菌が難し
いため、麹米に触れられず、残念ながらカメラ取材専門となっていました。
また、納豆菌は強烈なため、作業をする人は食事にも気を使うそうです。
次に手分けして布を開いていきます。
麹菌を米全体に行き渡らせるため、木べらや手を使って麹米をほぐします。
この日は、4つの麹米を仕込みました。
木べら(ブンジ)を使ってほぐします。 使用した木べら(ブンジ)
他の3つは、それぞれ酒米の種類が違い、木べら(ブンジ)を使わず、手で簡単にほぐれました。
麹米をほぐしながら手元に寄せます。 軽くもみほぐすようにがコツ
取り組む表情は真剣そのもの。 再び中央に寄せ集めます。
酒米によって仕込みの感触も違うとのこと。全て仕込み終わったら、再び布に包んでいきます。
最後に、布団のような厚い布を被せて、この日の作業が終了。自然と拍手が沸き上がりました。
通常、これらの作業は2人の蔵人で約1時間30分かかるそう。今回は学生たちの協力もあり、
約30分で終了しました。
作業終了後、学生たちは「酒米を扱って手がすべすべになった!」と驚きの表情を浮かべて
いました\(^o^)/
記者は後日、塩川酒造の看板商品「越の関」と2009年10月15日に販売を開始した
山廃純米吟醸酒「願人(ねがいびと)」を味わってみました。
「越の関」のとろりとした口当たりは「淡麗うま口」の深い余韻を感じさせ、
「願人」のさわやかな酸味には、確かに、酵母菌、麹菌の他に、
様々な微生物のうま味を味わうことができます。杜氏という職人が造る西区の宝ですね。










