黒埼の花火
リレーエッセイ第33回は,前田商店(鳥原)の前田重徳さんです。
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伊藤克彦さんからバトンを受け取りました,前田と申します。
さて,毎年お盆明けの日曜日に,
黒埼まつりのフィナーレを飾る花火大会が
行われております。
新潟ふるさと村の脇を流れる信濃川の中州で打ち上げられるので,
対岸の江南区の方々も楽しみにして下さっているようですね。
この8月22日も,見事に243発が打ち上げられました。

各地の花火大会から見れば玉数は決して多くありませんが,
20年くらい前に田んぼの真ん中で上げていた時と
比べたらずいぶん増えたんですよ。
あの頃は次の玉が上がるまでの間に
タバコ1本吸えるくらいの余裕がありましたからね。
「もう終わりかな?」と帰り仕度をして
歩きかけたところにドド―――ンッと上がって
驚いていた人も少なくなかったんですから。
それはそれで趣もあったんですけど,
「このままじゃ近い将来きっと廃止になってしまう」
という危機感を抱いた人たちが,
もっと沢山の人に楽しんでもらえる場所へ・・・と
現在の打ち上げ場所に移したのでした。
その際もその後も,関係者の方々の努力は
並々ならぬものだったことと思います。
今年は我慢して家にいようと思っていても,
打ち上げが始まると無意識のうちにフラフラと
外を徘徊してしまうほど私も花火は大好きでして・・・
夜空に響き渡る轟音を聞くと血が騒ぐというか,
居てもたっても居られないんですよね。
いえ,花火そのものだけではなく,
楽しんでいらっしゃる人たちを見るのも好きなんですよ。
若い子たちが誘い合わせてウキウキしながら
花火見物に出かけていく姿もいいですよねぇ~。
規模は大きくならなくても,
子供からお年寄りまで,たくさんの人々が楽しめる
この花火大会がいつまでも続いてくれること,
そして県外で暮らす私の娘と息子が,
いつか自分で稼いだお金でこの花火大会に大輪の花を
咲かせてくれることを願ってやみません。
黒埼の花火は,観覧場所の確保も楽に出来ますから,
まだ見たことがない方は是非来年お越し下さい。










