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樹木の季節現象「その18 紅葉(黄葉)のミニサイエンス」
秋に、緑色の葉が赤や黄色に変わる木がありますね。「紅葉」や「黄葉」と書いたりします。 ナツハゼの季節現象も参考になるので見て
ください。
紅(黄)葉は、森が葉の色を変える晩秋(=秋の終わり)にみせる、とても美しい
季節現象です。
木が落葉(=木の葉が散って落ちること)を前にして、それまで働き続けてきた葉の葉緑素(=緑色の色素・クロロフィル)が退化します。
紅葉とひとことでいっても、樹種(=樹木の種類)によって、また日当たり具合によって、紅色や黄色や褐色(=茶色)など、様々な色合いをみせま す。その変色の仕組みは、次のように葉の中に生成される(=つくり出される)色素の働きによるといわれています。
紅色系⇒葉の中に、葉緑素にかわって赤い色素(アントシアニン)が合成され、鮮やかな紅葉となります。【写真-1】
例―イロハモミジ、オオモミジ、ヤマウルシ、ウリハダカエデ、ナツハゼ

【写真-1 ハウチワカエデの紅葉】
黄色系⇒葉緑素(クロロフィル)が退化すると、それまで隠れていたカロチノイドという色素が表にでてくるので、黄色が目立つようになります。【写真-2】
例―イタヤカエデ、タカノツメ、アオハダ

【写真-2 イタヤカエデの黄葉】
褐色系⇒葉の中にプロバフェンという色素が生成し、くすんだ褐色となります。【写真-3】
例―コナラ、クリ、ホオノキ

【写真-3 コナラの褐葉】
今年の秋の紅(黄)葉は、夏の異常な高温
続きで、葉が傷み鮮やかさに欠けているものもあるようですね。

【写真-4 堀出神社のモミジ】