里山自然図鑑 自然豊かなにいつ丘陵では,季節の移り変わりで,いろんな樹木の姿や鳥たちを見ることができるんだ。にいつ丘陵をゆっくり歩きながら,観察してみよう

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樹木の季節現象「その12 眠る木、その名はネムノキ」

7月の里山は、こいにおおわれています。里山の周辺しゅうへんでは、うすいべにの花様の日がさを広げたような姿すがたネムノキが目立っています。
えだの先々に、化しょう用の刷毛はけさかさにしたような花が、たくさんれてさいています。

ネムノキ開花 ネムノキ開花

実は、べに刷毛はけのように見えたのはたくさんのしべのたばなのです。
そのたばの中心に一本のしべが、かくれるように立っています。花びらとがくは、しべの付け根に小さくなって、大切な糸束いとたばささえています。

雄しべの束 しべのたば

この木は、葉cloverもまた変わっています。日中は鳥chickの羽根のような小さな葉をたくさん広げますが、夕れにはじてしまいます。ネムノキの名前は、このような葉の動きがまるでねむっているようなので、「ねむる木」と見立ててつけられました。ネムノキは、里山一番のわり者なのかもしれませんね。

ネムノキは、漢字では「合歓木」と書きます。合歓ねむの花がさきると、間もなく梅雨つゆrainが明け、本かく的な太陽sun季節きせつがやってきます。
そしてネムノキは、豆のさやをぶら下げて、自分は豆のなか間であることを発しんするのです。