里山自然図鑑 自然豊かなにいつ丘陵では,季節の移り変わりで,いろんな樹木の姿や鳥たちを見ることができるんだ。にいつ丘陵をゆっくり歩きながら,観察してみよう

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樹木の季節現象「その11 竹の秋」

5月の下旬、里山では木々のわかcloverが日々をこくしています。
そんな一色のにいつ丘陵きゅうりょうのあちこちに、茶色っぽく変色したの林が目立ちます。

竹の黄葉 竹の黄葉

一歩中にふみこむとれ葉mapleがはらはらとまい落ち、新緑の季節なのに、そこだけ季節はずれの秋のような景色けしきです。
この風景ふうけい俳句はいくの世界で「竹の秋」とばれています。異色いしょくの季節現象ですね。
しかし、間もなく新芽(しんめ)がのびてを回ふくします。

にいつ丘陵きゅうりょうの竹林は、ほとんどが孟宗竹(モウソウチク)とばれるもので、真竹(マダケ)や淡竹(ハチク)など、ほかの竹よりも太くてが高いのがとくちょうです。江戸時代に薩摩藩(さつまはん=今の鹿児島県など)によって中国から入され、日本列島のあちこちに植え広められたものと言われています。

また、はかつて、さまざまな生活用具に使われていました。漢和辞典じてんには筍(たけのこ)、笊(ざる)、籠(かご)、笠(かさ)、筆(ふで)、竿(さお)、笛(ふえ)...など「竹かんむり」の字がとても多くみられます。身近に用されていたのがわかりますね。

ばん春(春の終わり頃)にたくさんの竹の子を発生させて、夏には親竹にせいupします。
しなやかで丈夫じょうぶな竹は、かんきょうにやさしい循環型じゅんかんがた資源しげんrecycleです。

竹炭 竹炭

中でも竹炭は空気typhoonや水aquariusをきれいにする作用があり、最近注目されています。にいつ丘陵きゅうりょうでも、間伐(かんばつ)した竹で竹炭をつくっているんですよ。
大切に育てたいですねhappy01