里山自然図鑑 自然豊かなにいつ丘陵では,季節の移り変わりで,いろんな樹木の姿や鳥たちを見ることができるんだ。にいつ丘陵をゆっくり歩きながら,観察してみよう

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樹木の季節現象 「その9 アカマツ(上)」

松(マツ)は、市町村合併がっぺい前のきゅう新津市では「市の木」として親しまれ、現在げんざいは新潟市の推奨すいしょうする木になっています。ちなみに新潟市の木はヤナギ、花はチューリップです。

また、は、とともに、めでたいもののご三家さんけしょうちくばい」として有名です。は寒い冬snowであっても負けずに、美しくたくましく、すこやかに成長せいちょうします。そんな姿すがたをほめたたえ、私たち人間もまねして大きくなっていけたら、これほどのよろこびはないということから生まれた言葉です。

さて、落葉樹らくようじゅが葉を落として寒々とした初冬しょとうの遊歩道ですが、ところどころにこい緑色の葉をつけたスマートな姿すがたアカマツならんで立っています。

アカマツ アカマツ

一年中、わらずに生き生きした葉をつける姿すがたから、けがれをきよめ、幸運をもたらす縁起えんぎのよい木shineとされてきました。
門松お正月には、幸運を待つ(まつ→)めでたい木の門松かどまつとして、家の入口houseなどに昔からかれています。

ところで、アカマツは名前のとおり、樹皮じゅひ(木の表の皮)が赤い色をしています。樹皮じゅひが黒っぽい色をしたクロマツ(黒松)より、葉が細くてやわらかく、みきもスリムなことから女っぽく「雌松めまつ」ともばれています。
反対に、骨太ほねぶとでごつい感じのクロマツには、男っぽく「雄松おまつ」という別名べつめいがついています。

里山の松はほとんどがアカマツで、クロマツは海岸沿いに木立こだちをつくっています。近くを通ったら、マツ樹皮じゅひを注目して観察かんさつsearchしてみてください。