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四季の鳥たち 「ひっそりと暮らす鳥たち~その1」
にいつ丘陵のこの季節は、野鳥のさえずりを聞くことがあまりできません。鳥たちはどこかへ行ってしまったのでしょうか?
実は、留鳥といって、1年中同じ場所でくらしてほとんど移動しない鳥たちが、ひっそりと暮らしているのです。
今までの四季の鳥たちで紹介した「シジュウカラ」や「アオゲラ」など、たくさんの種類の留鳥がいます。
その中から今回は「ムクドリ」と「エナガ」の暮らし方を紹介します。
ムクドリは、1年中にいつ丘陵で見ることができます。
どちらかといえば、林の中より周りの畑や、秋には稲かりの終わった田んぼでよく見られます。また、家の近くにあるカキやイチジクなどの木の実にも集まります。
ムクドリの大きな特ちょうは群れをつくることで、5月下旬~6月上旬に巣立ったヒナが集まって、夏から秋にはなんと数百羽から数千羽のねぐらを作るのです。そのときは鳴き声が大きすぎて問題になることもあります。
子どもたちに人気のアニメ・ゲーム「ポケットモンスター」では、ムックルというキャラクターになっているそうですね。
エナガは、小さな丸い体に長い尾羽があります。まるでヒシャクの柄(取っ手のところ)のように見えるために、柄長という名前になりました。
春の早い時期に、コケで丸い巣を作ってヒナを育てます。
にいつ丘陵では1年中見ることができます。
エナガも群れをつくりますが、ムクドリほど多くはありません。その数は数羽から十数羽で、チーチー鳴きながら林の中を飛び回っています。

エナガ(写真:小林信行さん)

ムクドリ(写真:小林信行さん)