里山自然図鑑 自然豊かなにいつ丘陵では,季節の移り変わりで,いろんな樹木の姿や鳥たちを見ることができるんだ。にいつ丘陵をゆっくり歩きながら,観察してみよう

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樹木の季節現象 「その3 ウワミズザクラ」

ウワミズザクラの季節現象 表示を大きくする

4月、小学校の入学式のころにさくサクラは、日本で一番有名な花として知られています。日本人に古くからしたしまれ、日本の国の花となっています。

よく見るサクラはソメイヨシノといって、春に花見をする人でにぎわう秋葉公園にはやく1,000本が植えられています。

サクラには、ほかにもカスミザクラやヤエザクラなどたくさんの種類しゅるいがあって、花がさく時期もそれぞれちがいます。

ビンを洗うブラシみたいな花の穂
ビンをあらうブラシみたいな花の

ウワミズザクラは、5月のはじめに小さい花がたくさん集まってさきます。ふさふさした花の枝先えださきにあるので、ビンをあらうときのブラシのような形に見えます。

にいつ丘陵きゅうりょうにアゲハチョウがびまわり、セミの合唱がっしょうが始まる夏に実をけるウワミズザクラですが、今年はいつもの年よりたくさんの赤い実をむすんで、緑一色の里山の中で目立っています。

たくさんの実を付けた木       ウワミズザクラのサクランボ
たくさんの実をつけた木                       ウワミズザクラのサクランボ

サクラの実のことをサクランボといいますが、ふだん私たちが食べているサクランボはセイヨウミザクラという木になる実です。このセイヨウミザクラ以外のサクラの実はおいしくないのですが、ウワミズザクラの黒くじゅくしたサクランボは、甘苦くけっこうおいしいです。

また、この実でつくられた果実酒かじつしゅ「あんにんご酒」は,梅酒うめしゅのように健康けんこう用ドリンクとして昔から飲まれています。

夏のにいつ丘陵きゅうりょうで、ウワミズザクラのサクランボをさがしてみませんか。