■四季の鳥たちの最近のブログ記事
にいつ丘陵で生活している鳥たちの中から、オオタカを紹介しましょう。
オオタカは、新潟県でも絶滅が心配されている希少な(=少なくて珍しい)野鳥です。
大きさは50cmくらいで、にいつ丘陵の林
の中に一年中生息しています。
頭や背中は青灰色、下の面は白く細かい横縞があります。
雌雄(メスとオス)で生活し、秋
から冬
には川や沼地などに出かけて、ハトやカモなどを獲物にしているんですよ。
にいつ丘陵の森で、さまざまな生き物の頂点にいるのがオオタカです。
オオタカがいる森は、多くの命が息づいている豊かな森であるといえます。
「緑の回廊 にいつ丘陵の森にようこそ!」では、森林・野鳥・昆虫・植物の4つの分野から里山の生き物を紹介しています。
野鳥では、キビタキ、オオルリ、そしてオオタカなどを紹介しています。
パンフレットのダウンロード(PDF)もできるので、ぜひ見てくださいね。
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パンフレット(おもて)(PDF947KB)
パンフレット(うら)(PDF978KB)
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冬のにいつ丘陵で生活している小鳥
たちの中から、アカゲラ、ツグミ、シロハラを紹介しましょう。
アカゲラは、秋
になるとにいつ丘陵よりも少し高い山からやって来ます。にいつ丘陵で冬を過ごして、春、また高い山へと帰って行きます。
アカゲラは、キツツキ科の鳥です。キツツキの名前の秘密は、こちら(キツツキって、鳥の名前?)を見てくださいね。
アカゲラは、アオゲラなどと一緒に生活します。鋭いクチバシで木の幹をコツコツとたたいて穴を開け、木の中にひそんでいるカミキリムシの幼虫などを食べています。

アカゲラ(写真:小林信行さん)
ツグミやシロハラは、秋に日本海を越えてやって来る代表的な冬鳥です。
大群でわたってきて、にいつ丘陵で冬
を過ごすものもいます。
雪のないときは、枯れ葉や土を掘ってミミズやムシを食べています。また、ナナカマド・ウメモドキなどの木に集まって、赤い実を喜んで食べています。カキの実も好物です。

ツグミ(写真:小林信行さん)

シロハラ(写真:小林信行さん)
冬のにいつ丘陵の林の中はとても静かです。しかし、そんな冬の間にも、このようにひっそりと生活している小鳥たちがたくさんいます。そして、春になると、高い山や北国へ帰って行くのです。
にいつ丘陵では、季節によってさまざまな鳥を観察することができます。野鳥にとって、大切な自然環境となっているのですね。
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冬のにいつ丘陵で生活している小鳥
たちの中から、カシラダカとマヒワを紹介しましょう。
カシラダカは、秋に大群で北国から渡ってきます。そのうち、数は少ないですが、にいつ丘陵で冬
を過ごすものもいます。
小さな群れをつくって、林の回りの
水辺(みずべ)や水田(=たんぼ)などに出てきて、
草の実などを食べます。
にいつ丘陵では、ホオジロなどと一緒に生活しているんですよ。ホオジロは、にいつ丘陵で一年中
見ることができる鳥です。
しかしカシラダカは、
春になると北へ帰って行きます。

カシラダカ(写真:小林信行さん)
マヒワも、
秋になると北国から大群で渡ってきます。そのうち、数は少ないですが、にいつ丘陵で冬を過ごすものもいます。
カシラダカは水辺などへ出てきますが、マヒワは違います。林の中を飛び回って生活するのです。そして春になると、カシラダカと同じように北へ帰って行きます。

マヒワ(写真:小林信行さん)
にいつ丘陵は、野鳥にとって、冬の間多くの種類が生活する場所として、大切な自然環境となっているのですね
。
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冬のにいつ丘陵では、コナラなどの広葉樹林は、葉を落として寒々としています。一方で針葉樹のスギ林は黒々とし、マツ林がわずかにみどり色をしているようです。
スギやマツは「樹木の季節現象」にも出ているので見てくださいね。
初夏に美しい声でさえずっていたキビタキやオオルリ、クロツグミなどは、寒い冬をさけて南の暖かいところにわたってしまいました。林の中はとても静かです。
にいつ丘陵の鳥は、全部いなくなったのでしょうか。
にいつ丘陵の静かな林の中でも、冬の間針葉樹林などでひっそりと生活している小鳥たちがいます。そして春になると、高い山や北国へ帰って行きます。
にいつ丘陵は、野鳥にとって、冬の間多くの種類が生活する場所として、大切な自然環境となっているのですね。
それでは、それらの小鳥たちの中から、いくつか紹介しましょう。
キクイタダキやヒガラ は、厳しい冬をさけて、高い山から標高の低いにいつ丘陵などの林で冬を過ごします。
キクイタダキは、マツやスギなどの針葉樹林を好みます。小さな群れを作って、枝や葉の中にかくれている小さなムシなどをとって生活しています。
キクイタダキは、日本で一番小さい鳥で、全長が10センチメートルくらいしかありません。
ヒガラも、シジュウカラやヤマガラ・コゲラなどと群れを作ります。
元気に林の中を移動しながら、木の幹や枝などにかくれているムシや、マツの実などを食べているのです。

キクイタダキ(写真:小林信行さん)

ヒガラ(写真:小林信行さん)
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にいつ丘陵周辺で見られる水辺の鳥から、ダイサギとカイツブリを紹介します。
白い色をした鳥「シラサギ」ですが、じつはシラサギという名まえの鳥はいません。鳥を分類する名前の「サギ科」のうち、白いサギをいっぱん的にそう呼んでいるのです。シラサギには、ダイサギ(大)、チュウサギ(中)、コサギ(小)などがいます。その大きさから、大・中・小と名前がついているので分かりやすいですね。
ダイサギは、全長約90センチメートルとシラサギの中でもっとも大きく真っ白なサギです。
田んぼや能代川付近で、えさとなる魚をねらっている姿がよく見られます。冬の間は1羽でいることが多いですが、夏にはたくさん寄り集まって、コロニーという巣を作って子どもを生み育てています。
カイツブリは、いつも水上にいる水鳥の代表です。
数は多くはありませんが、にいつ丘陵にあるため池やダムで生活しています。秋葉湖や新潟県立植物園の池でも見ることができます。
水面に水草で「浮巣」という浮かんだ巣を作ることで有名です。
春になると、「ピ・リ・リ・リ・・」とかん高い声でよく鳴き、姿は見られなくても、カイツブリがいることがすぐ分かります。
水にもぐることが得意で、水中の小魚をとって食べています。

ダイサギ

カイツブリ
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今では私たちの生活とも深く関わっているカラスの仲間から、ハシブトガラスとハシボソガラスを紹介します。
ハシブトガラスは、みなさんもよく知っている,もっとも身近な鳥の一つです。
くちばしが太く、「カァー・カァー」とすんだ大きな声で鳴きます。
いたずら好きで生ごみなども食料にするため、人間にきらわれがちです。秋葉公園付近では、人が集まるような所にハシブトガラスも特に多く集まり、ごみ箱をあさったりするので、大変迷わくになっていますね。
ハシボソガラスは、ハシブトガラスと同じく身近な鳥です。大きさはハシブトガラスより少し小型で、くちばしが細く、「ガァー・ガァー」とにごった声で鳴きます。にいつ丘陵ではどこでもいますし、人の家の近くなどでもよく見ることができます。
ハシブトガラスとハシボソガラスは、どちらも大きな群れをつくって行動することがあります。秋から冬に、数百羽から多い時には数千羽の群れのカラスが飛んで空が真っ黒になることがありますが、ちょっとこわいと思いますよね。
そんないやがれることが多いカラスですが、日本サッカー協会(JFA)のシンボルマークになっています。シンボルマークをよく見ると、カラスには足が3本あります。八咫烏と呼ばれ、日本神話や中国の古典に出てきて、太陽と同じように親しまれていたようです。

ハシブトガラス

ハシボソガラス
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オシドリとカルガモは、どちらもカモの仲間です。
オシドリの雄は、とても目立つ色あいをしていて、イチョウの葉の形をした「イチョウ羽」という羽があります。
にいつ丘陵にはたくさんの小さなため池やダムがありますが、オシドリはそこで静かに生活しています。中には、50羽以上も集まるところがあるんですよ。
夏でも少しは見ることができますので、にいつ丘陵で生み育てているかも知れません。
オシドリの雄と雌がいつも仲良くいっしょにいる様子から、「おしどり夫婦」という言葉もありますね。
カルガモは、全身が茶色っぽく、口ばしの先が黄色です。
カモの仲間は、ほとんどが北からわたってくる冬鳥ですが、カルガモは夏も見ることができます。
にいつ丘陵にあるダムやため池では、数は少ないですがどこでも見られますし、能代川や秋葉湖などでもふつうに見られます。秋葉湖のカルガモは、ココをクリック。
町なかをひょこひょこと歩いているカルガモのかわいい親子連れが、ニュースになることもありますね。
でも、田植えが終わった田んぼにやって来て稲を食べたりすることもあるので、農家のみなさんはとても困っているそうです。

オシドリ

カルガモ
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種類が多くて身近な冬鳥のカモの仲間から、コガモとキンクロハジロを紹介します。
コガモは、マガモと同じくカモの仲間を代表する鳥です。全長は40センチメートルくらいで、日本で一番小さいカモです。
新潟県立植物園の池では、1,000羽をこえる大きな群れが、びっしりと水面をうめつくします。晴れた日に見ると、みごとな風景です。
小さな体で「ピロッ、ピロッ」と鳴く雄の声は、とてもかわいいですよ。雌は「グエーッやクゥェ」と鳴きます。
にいつ丘陵のため池やダムなどの水辺のほかに、能代川や阿賀野川などの水面でもたくさん見られますよ。
キンクロハジロもカモの仲間で、北国からわたって来る冬鳥です。
キンクロハジロ(漢字で書くと「金黒羽白」)という名前のとおり、目が金色(黄色)で、全身が黒くて腹は白い色をしています。特に雄は色がはっきりしていて、雌の体は茶色っぽい色をしています。
数は多くはありませんが、このような白と黒のツートンカラーがよく目立つので、新潟県立植物園の池でも、コガモやマガモに混じっているのを見ることができますよ。
雄の頭にはチョンマゲのようなかざり羽があるので、よく観察
してみてください。

コガモ

キンクロハジロ
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カモは、冬鳥の中でも種類が多く、とても身近な鳥ですね。
マガモは、カモの仲間を代表する鳥です。
冬、北からわたって来て、川や湖、沼などで生活しています。
新潟県立植物園の池では、1,000羽くらいの大きな群れをが見ることができますよ。
ところで、合鴨農法という稲作(米づくり)の方法があります。合鴨農法とは、アイガモを田んぼに放して、雑草や害虫をエサとして食べさせ、農薬をなるべく使わないようにする稲作のことです。
じつは、この合鴨農法でよく知られるようになったカモは、マガモを人間が飼い慣らしたものです。
オナガガモは、冬の間、新潟県内の川や湖、沼などにふつうに見ることができます。
新潟県立植物園の池にも、マガモに混じって少ないですが泳いでいます。
その名のとおり、ピンと長い尾(しっぽ)が特ちょうです。
ここで問題です!
新潟県立植物園の池に生息するカモは、夜になるとどこかへ出かけていきます。なぜでしょうか?
それは、池にはエサとなる植物や魚が少ないため、昼は池を休む場所として利用して、夜間、田んぼや川にエサをとりに出て行くからです。
池に行ったら、そんなことも思い出して
見てくださいね。
それから、秋葉湖にはカルガモが来ているそうですよ。

マガモ

オナガガモ
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夏の間はシベリアなど北の方で繁殖(生まれて増えること)して、日本で冬を過ごすようなわたり鳥のことを「冬鳥」といいます。
冬鳥の中でも白鳥はとても有名な鳥で、新潟県は飛来(飛んで来る)する白鳥の数は多いです。白鳥は、英語でスワン(swan)と言います。みなさんが知っている東北電力ビッグスワンスタジアムの白い屋根は、白鳥をイメージしているんですよ。
コハクチョウは、北国からわたってきて新潟県内の湖や川などで生活する代表的な冬鳥です。
白鳥の湖として、阿賀野市の瓢湖はとても有名ですね。
秋葉区の東側を流れる阿賀野川には100羽をこえる群れが見られますが、にいつ丘陵周辺では、新潟県立植物園の池にも来たことがあるそうですよ。
オオハクチョウも、コハクチョウといっしょに北国からわたって来る冬鳥の代表です。数はコハクチョウより少ないです。体はとても大きく、つばさを広げると長さ2メートルくらいもあって、体重は10キログラムをこえるものもいます。
冬になって、にいつ丘陵周辺の田んぼでも見られる白鳥の姿は、季節の風物詩ですね。

コハクチョウ

オオハクチョウ
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にいつ丘陵でひっそりと暮らす鳥たちの中から、その4として「メジロ」と「アカゲラ」の暮らしを紹介します。
メジロは、緑色の小さな鳥で、その名のとおり目の周りに白い輪があるかわいい小鳥です。にいつ丘陵では、よく姿を見ることができます。春はサクラの花に集まってみつを吸い、秋には熟したカキの実を食べに、人の家の近くにもよくやってきます。
夏から秋にかけては、十数羽の群れで林の中を飛び回っていますよ。
ところで、メジロは木の上に押し合うように並んでとまることがあります。人がこみ合って並んでいる様子を表す「目白押し」
という言葉は、このメジロの習性に由来しています。
アカゲラは、秋になるとにいつ丘陵にやってきて、春にはもう少し高い山にもどって行きます。前にこの四季の鳥たちで書いた「キツツキって、鳥の名前?」のところも見てくださいね。
アカゲラは、かれ木の中にかくれている虫を、コツコツとするどいくちばしで木に穴を開けて食べます。その音は、静かな林の中によく聞くことができますよ。

メジロ(写真:小林信行さん)

アカゲラ(写真:小林信行さん)
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にいつ丘陵でひっそりと暮らす鳥たちの中から、その3として「キジバト」と「モズ」の暮らしを紹介します。どちらの鳥も、にいつ丘陵で一年中見ることができます。
キジバトは、鳥の分類では「キジ科」ではなく「ハト科」で、大きさもハトと同じくらいです。「デデポッポー、デデポッポー」と、なんとものどかな声で鳴きます。
畑や人の住む家の近くにもよくやって来るので、知っている人もおおいのではないでしょうか。
モズは、林の中よりは周りの畑のあるところなどで生活しています。
秋には、縄張り(自分の生活する場所)を守るために「キイーキイーキイー、キチキチキチッ」などと盛んに鳴きます。これは「モズの高鳴き」と言って有名です。「小さい秋見つけた
」という歌の中にモズが出てきますよね。
ところで、モズがちょっとびっくりする行動をとることを知っていますか?
するどいくちばしで、カエルやトカゲなどをおそって、とがった木の枝などにつきさすのです! 「モズの早贄え」と呼ばれています。
モズの大きさは、スズメより少し大きいくらいなのですが、ときには小鳥をおそうこともあります。しかし、なぜそんな行動をとるのかは、良く分かっていません。

キジバト(写真:小林信行さん)

モズ(写真:小林信行さん)
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にいつ丘陵でひっそりと暮らす鳥たちの中から、その2として「カケス」と「トラツグミ」の暮らし方を紹介します。
カケスは、数は多くありませんが、にいつ丘陵で一年中見ることができます。
色は黒くはないですがカラスの仲間で「ギャー・ギャー」と鳴き、ハトくらいの大きさがあります。
いつもは林の中で生活していますが、秋になると人の住む家の近くにやってきて、カキの実を食べたりします。これからの季節のほうが、カケスを観察することができそうですね。
トラツグミも数は少ないですが、にいつ丘陵に一年中住んでいます。
たくさん木の生えた林の中で生活しているので、なかなか姿を見ることができません。
5月から6月には、夜や早朝のうす暗いときに「ヒー・ヒョー」と細い声で鳴くので、なんとなく気持ちが悪く感じます。
カケスと同じで、秋には熟したカキの実を食べに、人の住む家の近くにも来ることがあります。トラのような黄色と黒の模様を目印に探してみてくださいね。

カケス(写真:小林信行さん)

トラツグミ(写真:小林信行さん)
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にいつ丘陵のこの季節は、野鳥のさえずりを聞くことがあまりできません。鳥たちはどこかへ行ってしまったのでしょうか?
実は、留鳥といって、1年中同じ場所でくらしてほとんど移動しない鳥たちが、ひっそりと暮らしているのです。
今までの四季の鳥たちで紹介した「シジュウカラ」や「アオゲラ」など、たくさんの種類の留鳥がいます。
その中から今回は「ムクドリ」と「エナガ」の暮らし方を紹介します。
ムクドリは、1年中にいつ丘陵で見ることができます。
どちらかといえば、林の中より周りの畑や、秋には稲かりの終わった田んぼでよく見られます。また、家の近くにあるカキやイチジクなどの木の実にも集まります。
ムクドリの大きな特ちょうは群れをつくることで、5月下旬~6月上旬に巣立ったヒナが集まって、夏から秋にはなんと数百羽から数千羽のねぐらを作るのです。そのときは鳴き声が大きすぎて問題になることもあります。
子どもたちに人気のアニメ・ゲーム「ポケットモンスター」では、ムックルというキャラクターになっているそうですね。
エナガは、小さな丸い体に長い尾羽があります。まるでヒシャクの柄(取っ手のところ)のように見えるために、柄長という名前になりました。
春の早い時期に、コケで丸い巣を作ってヒナを育てます。
にいつ丘陵では1年中見ることができます。
エナガも群れをつくりますが、ムクドリほど多くはありません。その数は数羽から十数羽で、チーチー鳴きながら林の中を飛び回っています。

エナガ(写真:小林信行さん)

ムクドリ(写真:小林信行さん)
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にいつ丘陵では7月になると、野鳥のさえずりは5月のようなにぎやかさはありません。林の中は静かで、野鳥はいなくなってしまったようになります。
そうした静かなにいつ丘陵でも、キツツキは元気にくちばしで木の幹をコツコツとつつき、かくれている虫をとって生活しています。かれた木に穴があいているのは、キツツキがあけたものです。
木をつつく鳥『キツツキ』ですが、実はキツツキという名まえの鳥はいません。鳥を分類する名前の「キツツキ科」の鳥をいっぱん的にそう呼んでいるのです。それぞれの名前は、アオゲラやコゲラなど、○○ゲラといいます。
また、英語でキツツキのことをウッドペッカー(woodpecker)と言って、アニメのキャラクターにもなっていますね。
大きさがムクドリくらいのアオゲラやスズメくらいのコゲラは、一年中元気ににいつ丘陵で生活しています。アカゲラは、夏になるともっと高い山のブナ林へ行ってしまいます。

アオゲラ(写真:小林信行さん)

コゲラ(写真:小林信行さん)
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野鳥の中で小鳥と言われている鳥たちは、メジロやキビタキ、オオルリのように美しい声でさえずり、木と木の間を飛び回っています。
しかし、ヤマドリやキジのようにほとんど木に止まることはなく、地面で生活する鳥たちもいます。ヤマドリは林のたくさん生えたところが好きで、キジは畑や公園などの広くて明るいところで生活します。
ヤマドリは漢字で山鳥と書きます。そのため、山に住んでいる鳥すべてをそう呼ぶものとかん違いされるようですが、鳥の名前の一つなのです。
今はどっちの鳥も子育てにいそがしく、親鳥がかわいいヒナといっしょに歩いているところを見ることができるでしょう。もし、見つけたとしてもあまり近づかないで、そっと見守ってくださいね。

ヤマドリ(写真:小林信行さん)

キジ(写真:小林信行さん)
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にいつ丘陵の林の中には野鳥のさえずりと共にセミの声もにぎやかになってきました。
それに負けないように、クロツグミが大きな声で高らかにさえずっています。クロツグミはスズメの3倍くらいの大きさがあり、さえずりは遠くまで良くとおり、複雑なかえ歌を歌います。
また、スギ林の中ではサンコウチョウが「ツキ・ヒー・ホシ(月・日・星)ホイホイホイ」と元気に鳴いています。さえずりの中に三つの光(月・日・星)があることから、漢字で三光鳥と書きます。
サンコウチョウはなかなか姿を見ることはできませんが、30センチメートルもある長い尾っぽをなびかせて飛ぶ姿を見たときはとても感激します。出会えたら、ラッキーですね。

クロツグミ

サンコウチョウ
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林に入ると、あちこちから小鳥の声が聞こえますが、良く注意して見てみるとオオルリやホオジロは木のてっぺんでさえずり、キビタキは林の中、それもナラなどの広葉樹林、サンコウチョウやヤマガラはスギ林の中というように、いる場所が違うことがわかります。
野鳥が良くさえずる時間帯はなんと言っても早朝、それも夜が明けるころが一番です。
ぜひ、いつもよりちょっとだけ早起きをして、美しい野鳥の声を聞きににいつ丘陵へ出かけてみてください。

オオルリ

ホオジロ

ヤマガラ(写真:小林信行さん)
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今、にいつ丘陵は緑がいっぱいです。その林に入れば小鳥たちの美しいさえずりが聞こえてきます。にいつ丘陵には、これまでの調査で90種類くらいの野鳥が観察されています。
しかし、全部の鳥がいつでも見られるのではなく、季節によって大きく変わります。
このコーナー「四季の鳥たち」ではその様子を紹介していきますので、鳥を観察する参考にしてください。
5月中旬から6月上旬は、にいつ丘陵で野鳥を観察するのに一番良い時期です。留鳥と呼ばれる一年中にいつ丘陵で生活するシジュウカラやヤマガラ、5月上旬に南の国から帰ってきた夏鳥のキビタキやオオルリがさかんにさえずっています。
ぜひ、みんなで野鳥の観察に出かけてみましょう。

シジュウカラ

キビタキ
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